欽天四化紫微斗数の最高のロジックのひとつ
「戴九履一」の詳しい解説と例題です。
No.3の講座では、欽天四化の応期判断の最高のロジックである戴九履一を学んでいただきます。
単に応期判断だけでなく、ある象意の原因や理由をみるときにも応用できます。
是非、しっかりと身に付けてください。
2018年の10月、40過ぎの美しいご婦人が再鑑定に来られました。お顔を拝見し、3年ほど前に来られたのをうっすらと思い出しました。
はじめて鑑定に来られたときに、わたくしは「2020年(庚子)は、ご主人様の身体健康にご注意ください」と申し上げたそうですが、それは、ご主人様の命盤の子宮が、右のようになっていたからです。
この子宮だけをみても、2020年は身体健康にはなはだ注意の年と言っても、決して間違いではありません。※2020年は大限が大奴となる。
しかしながら、今年2018年(戊戌)の夏に、激務のお仕事が続き、過労のせいもあったためか、職場で倒れて急死されたそうです。死因はくも膜下出血。まことにお気の毒なことです。
右のような命盤でも、来因宮が疾厄宮の方ですから、突発的な健康意外(頭や心臓の病気)にも注意となります。
わたくしの力不足でご主人様を助けられなかったことは悔やまれます。ひとつの救いは、3年前にわたくしから聞いたことが頭に残っておられ、これも定まった運命と思い、悲しみの底から比較的早く立ち上がることができました・・・、とおっしゃっていました。・・・・・
さて、欽天四化紫微斗数の流年看法の奥義である「戴九履一」であらためて拝見すると、まさに2018年の戊戌年は非常に危険な年であることが解ります。A-Dのような自化がある年だけが注意の年とは限らないのです。
今回の講座でこのくも膜下出血で急死された男性の命盤も詳しく解説しています。
コースのカリキュラム
堀江貴文氏2006年1月23日(暦上は2005年の乙酉が流命)に証券取引法違反で逮捕
①は、大子<本命>。大子は部下や共同事業をみて、向心力DがD-D。生年Dは大命<本田>。お金に関する災厄注意の10年。
⑥は、原因をみる。大官<本疾>に生年Bがあり、かつ向心力Bが入る。官禄宮は官非(訴訟裁判)をみる宮でもあり、B×Bで女×女で男性が入る。堀江氏の官非が原因。
⑨の対宮は発生年、大父<本官>で天梁A。大命D-DでAも問題。会社の仕事上のことで、問題発生。
戴九履一は、①⑥⑨の宮位でみていくロジックです。