これまで、向心力のみかたは難しいと申してきました。向心力のみかたをきちんと把握できれば、欽天四化の命盤はほぼ間違いなく解釈できたとも言えます。

さて、右のような夫妻宮から官禄宮への向心力Bは、官禄宮の太陽Aが太陽Bに切り替わるという意味もあります。つまり太陽が二役やっているというような意味です。また、官禄宮は第二の春、つまり再婚をみる宮でもあります。

これまでの説明では、この場合は向心力Bは生年Bをみて、つまり武曲Bの女星が官禄宮に入ると申してきました。

もちろんそのようなみかたもいたします。それは婚期などをみる場合。ですから、向心力は何をみるかによって使い分ける必要があります。